内視鏡検査と聞くと、つらそう、苦しそうといった不安を持つ方も少なくありません。特に胃カメラは、初めて受ける人にとって心理的ハードルが高い検査の一つです。しかし現在は、患者の負担を軽くする工夫が進み、検査方法も選べるようになっています。ここでは、胃カメラを用いた内視鏡検査の流れと、受ける前に知っておきたいポイントを紹介します。
胃カメラを使った検査には2つの方法がある
内視鏡検査の中でも胃の内部を観察する目的で行うのが胃カメラ検査です。方法は、口から挿入する経口方式と、鼻から入れる経鼻方式の2種類があります。
経口方式は広い視野で観察しやすい一方、舌の奥に触れるため嘔吐反射が出やすい傾向があります。経鼻方式は嘔吐反射を起こしにくく、会話しながら受けられるのが特徴です。どちらを選ぶかは、医師と相談し自分に合った方法を選びましょう。
鎮静剤を使用すれば苦痛を軽減できる
胃カメラによる内視鏡検査では、鎮静剤を使って眠っているような状態で受けることも可能です。不安や不快感を大きく減らせるため、緊張が強い方には特に有効です。ただし、検査後は一定時間の安静が必要で、車の運転も控える必要があります。鎮静の有無は病院により異なるため、事前に確認しておくと安心です。
検査前の準備と当日の流れ
胃カメラを使った内視鏡検査では、前日の夜から食事を控える必要があります。当日は絶食で来院し、問診後に喉または鼻に麻酔を施して内視鏡を挿入します。検査自体は短時間で終了し、その後すぐに画像を見ながら説明を受けられる医療機関もあります。